クレープ紙・クレープペーパーとは

クレープ紙クレープ紙・クレープペーパーとは、特殊な加工を施したひだ付きしわ付きの紙のことをいいます。そのひだやしわが紙に伸縮性を持たせるので、伸ばしたときの表面積が一般的な紙よりも大きくなるのが最大の特徴となります。また、加工することによって増す強度、和紙のような味ある風合い、ほかの紙にはない手触りの良さもクレープ紙・クレープペーパーの特徴のひとつとなっています。そのようなたくさんの特徴を生かすことで、用途も無限大に広げることができます。包装・ラッピング用としてはもちろん、引越し荷造りの際の食器、家財道具の梱包材・緩衝材として、そして、最近ではカラフルな色合いを生かしたフラワーアート、造花、人形のクラフト材としての人気も上がっています。

ラッピングなど中でも気軽に利用しやすいのが、贈り物を包むラッピングペーパーとしての用途です。みなさんは大切な方への贈り物、どんなラッピングを心がけていらっしゃいますか?店頭で包装してもらえば簡単で時間もかかりませんが、やはり、ここぞというときや特別な方に贈るプレゼントには自分の手で趣向を凝らしたラッピングをしたいものです。オリジナルのラッピングには贈る人の個性や思いがそのまま伝わります。包み方のバリエーションを知れば知るほど、工夫すればするほどに色々なアレンジが楽しめるようになりますので、たくさんの言葉を綴ったメッセージカードを添えるように、ラッピングにもあなたの気持ちをこめてみてはいかがでしょうか。

一般的に、ラッピングに使われるロール紙やクラフト紙は一度つけた折り目やしわが気になってしまうのですが、クレープ紙・クレープペーパーにはあらかじめしわ加工が施されているので、一度つけてしまったしわや折り目も目立ちにくく、何度でもやり直しができます。ラッピング初心者の方にも気軽に使っていただける素材なので、包む楽しみもきっと増えるはずです。またしわ加工によって、伸びるので包む物の形になじみやすい特性を持っています。

クレープ紙いただいたプレゼントを美しく包んでいたクレープ紙・クレープペーパーは、再度、包装紙やラッピング紙として利用するのもいいですが、ペーパーフラワー(フラワーアート)・造花やペーパーフラワーブーケとしてまた違った楽しみ方をするのもおすすめです。生花は香りがよく見た目にもとても華やかですが、長持ちさせるには手間も時間もかかります。しかし、ペーパーフラワー(フラワーアート)・造花は半永久的にその美しさを楽しむことができますので、思い出や記念をいつまでもとっておきたいという方にぴったりです。大切な方から贈られた心のこもったラッピングペーパーを、お花という形に変えてお部屋に飾ってみるのもとても素敵な楽しみ方だと思います。またブーケをペーパーフラワー(フラワーアート)で再現してみるという楽しみ方もいいと思います。

心のこもったプレゼントを引き立てる包装紙として、心と暮らしを豊かにするペーパーフラワー(フラワーアート)・造花の素材として、クレープペーパーの用途はこれからもますます広がっていきそうです。

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